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iOS7.1.1対応完全脱獄ツールPanguに待望のMac版と英語対応版のv1.1.0がリリース。iOS7.1.2にも対応。使い方解説つき

2014/7/1追記:以下のPangu v1.1.0は7/1にリリースされたiOS7.1.2にもそのまま対応することが判明している。

とうとうPanguに待望のMac版と英語版がリリース

6月24日に中国の脱獄ハッカー集団「Panguteam」によって最初のバージョンがリリースされた、
iOS7.1.1対応完全脱獄ツール「Pangu(盤古)」に、待望のMac版がリリースされた。
バージョンもv1.1.0になり、v1.0の80MBから30MBと、一気にスリムになった。
(v1.0では圧縮を行っていなかったらしい。。マヌケ)
もう1つ大きいのは、英語でツールが使えるようになったことだ(これまでは中国語しかなかった)。
なお、Mac版はOS X 10.8以上が必要だ。

Pangu v.1.1.0の改善点

公式サイトによるv.1.1.0の改善点は以下の通り。

1. 压缩资源,大幅减小程序体积
リソースを圧縮し、プログラムのサイズを大幅に減らした。

2. 解决部分设备卡盘古logo无限重启的问题
一部のデバイスでPangu(盤古)による無限アップルロゴループの問題を解決。

3. 使用新的漏洞替换树人的信息泄露漏洞
i0n1cのものではなく、別の新しいセキュリティホール(exploit)を使用。

4. 增加了联网保护,工具需要联网使用
ネットワーク保護を強化、脱獄ツールPanguはネットワークに接続していないと使えないようになった。

5. 改进了界面
UIの改善。

3.などは、えー、新しいの使っちゃったの!?という感じだ。。
またここには書いていないが、PP助手の強制追加もなくなっている。

ということで、問題の改善が図られているのは間違いないので、
v1.0で赤文字や黄文字、またリンゴループ等のエラーが出て脱獄できなかった、
という方はこのv1.1.0で試してみてはいかがだろうか。

Pangu v1.1.0 ダウンロード

これから脱獄する人は、
Panguの公式サイトpangu.ioでダウンロードできるのでダウンロードしよう。
なお、今回は英語版の公式サイトもある。こちらから。
公式サイトが混み合っていることも多いようなので、
私もMegaに以下をアップロードしたので、必要な方はどうぞ。
なお、私がアップしたファイルは公式サイトのものから一切改変していないことを100%保証する。

Pangu v1.1 for Mac(OS X)
Pangu v1.1 for Windows

既に脱獄している人は再脱獄の必要なし

なお、既に脱獄している人はv1.1.0で脱獄し直す必要はない。
「現在アップデート用パッチを作っているところで、
完成したらCydiaの作者に渡し、Cydia内でアップデートを提供するので、
もう少しお待ちください」
とPanguteamのWeiboの公式サイトに書いてある。

恐らく、Cydiaでは「Pangu 7.1-7.1.x Untether」のバージョン0.2としてリリースされるはずだ。

Pangu v1.1.0の使い方

※スクリーンショットはPangu v1.1.0 Mac版のものを使っている。
ちなみにWindows版も大差ない。

■下準備
・iOS7.1.1のデバイスを用意する。
・データのバックアップは必ず取っておくこと。
・基本そのままでも脱獄可能だが、できるだけ復元して真っさらな状態にした方がいい。
・実行には母艦に最新版のiTunesがインストールされている必要がある。
・デバイスのパスコードロックは外しておくこと。

■Step 1
上記のダウンロードのところから、自分の母艦のOSにあったPangu v1.1.0をダウンロードする。

■Step 2
Mac版はpangu_v1.1.dmg、Windows版はpangu_v1.1.exeを実行する。
Mac版はディスクイメージからpangu.appを適当なところに取り出してから実行する。
デスクトップでもよい。

Mac版はPangu.appを実行すると、開発元不明だが実行するか?というダイアログが現れるが、気にせず実行する。
または「”セキュリティーとプライバシー”環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。」
という表示が出た場合は、Macの環境設定>セキュリティとプライバシー>一般で、
ダウンロードしたアプリケーションの実行許可を「すべてのアプリケーションを許可」
に切り替えること(灰色になっていたら、左下に変更するにはカギをクリックします、と書いてある左の南京錠アイコンをタップしてシステムパスワードを入力すれば解除され、設定できるようになる)。

■Step 3
Panguが起動したら脱獄したいデバイスをUSBで母艦に繋ぐ。
以下のような表示が出たら、デバイスに出る「信任する」をタップ。

■Step 4
Panguがデバイスを認識する。
のJailbreakボタンが白い文字になったらクリック。
なお、Pangu v1.1.0からはPP助手のインストールも削除されたため(理由は不明)、
チェックボックスのチェックを外す必要などもなくなった。

■Step 5
すぐにデバイスの日付を2014月6月2日に戻せという指示が出るので、

デバイス側から設定>一般>日付と時刻で調整する。

■Step 6
あとは放っておき、

プログレスバーが半分くらいまで行ったところで止まり、
以下の表示が出たら、デバイスの画面上のPanguアイコンをタップする。

下のような表示が出たら「続ける」をタップ。

■Step 7
デバイスにPanguの表示が出る。あとは放っておくだけで、、

■Step 8
デバイスが再起動する。

■Step 9
デバイスが再起動すると、下の画面の通りロック画面を解除してくれと出るので、その通りに解除する。

■Step 10
また暫く放っておくと、Done!と表示されて脱獄完了。

画面上にCydiaが現れる。

■Step 11
あとはCydiaをタップして、ファイルシステムを準備しています。。の情報が出たら放っておく。

勝手にCydiaが落ちるので、再度Cydiaを起動すればOK。

※私自身はPangu v1.1.0でiPad 4 中国大陸版 16GBを脱獄したが、上では便宜的にiPhone5sのスクリーンショットも使っている。
下がiPad4で脱獄した証拠スクリーンショット。

で、脱獄後はどうしたらいいの?という方に。。

iOS7.1.1脱獄後のCydiaお勧めのリポジトリの追加や脱獄アプリ・脱獄Tweakのまとめはこの記事を参照。

おまけ

ちなみに、今回exploitの変更が行われたことから、
公式サイトの感謝のところから@i0n1cの名前が消えている。
が、実際はやはり@i0n1cのexploitやコードを使用しているようだ。
なお、Panguへの@i0n1cの反応は以下参照。

iOS7.1.1脱獄ツール「Pangu v1.1.0」に使用された新しいexploitを@i0n1cが特定
iOS7.1.1対応完全脱獄ツールPanguは泥棒?i0n1cが怒りを表わに
またまた@i0n1cが暴露!iOS7.1.1完全脱獄ツール「Pangu」の裏話

なお、脱獄は完全自己責任だ。
脱獄したまま故障したりしたものをAppleに持ち込んだ場合、
保証がきかなくなるので要注意。
また脱獄の実行についても自己責任のため、
上記の方法で何か問題があっても当ブログでは責任を負えない。
また脱獄方法についてのコメント・メッセージでの質問にも答えられないので、ご了承を。

記事は以上。

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