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デスクトップ市場でApple Macのシェア続伸、Windowsのシェアが90%を切る

デスクトップ市場でのMacのシェアが伸びている

Apple(アップル)の収入のうち、
iOSデバイス(iPhone、iPad等)が70%以上を占めていることをご存じだろうか?
iPhoneとiPadは文字通りAppleの2大「金のなる木」となっている。
そんなわけでAppleはその主力をモバイルプラットフォームに展開しているのだが、
Appleの起業はやはりMacintosh(マッキントッシュ、Mac)から始まったといえるため、
Appleもデスクトップコンピュータ領域について初心を忘れてしまったわけではない。

リサーチ会社のNetMarketshareが発表した最新のデータによると、
Macシリーズの市場での普及率は高まっており、
現在市場シェアで8%ほどという数字が出ている。

NetMarketshareによると、
2007年から2014年の1Qにかけて、
Macのマーケットシェア率は3.74%から8.16%に上がり、
シェアは倍以上になったとしている。
(上の最新のグラフでは8%を切っているが。。)

もちろんWindowsが覇者である環境は不変。でもMacもこれからまだ伸びるという分析も

ただ、Macのシェアがその程度で倍になったとしても、
デスクトップPC市場はやはりWindowsが現在も圧倒的なシェアを誇っているのは変わりがない。
しかしWindowsの市場シェアは2014年の1Qには90%以下に落ちてきており、
現在は89.96%になっているという(上のグラフでは90%を回復している)。
このWindowsのシェア90%割れは、
NetMarketshareが過去10年統計を取ってきた中で一度も見られなかった現象だという。

Macの市場シェアが徐々にしかし間違いなく伸びている現象について、
NetMarketshareのアナリストは、
前四半期の財務レポートの中でMacはAppleの収入の11%程度しかなかったが、
現在iOSデバイスの勢力が強いことで、
今後iOSとMacがシームレスに接続できることを消費者はだんだんと意識していくだろうとしている。

シェア率が高くなると別の問題が。。

ただ、Macのシェアがあがってくると、
今度は別の問題が浮かび上がってくる。
現在Mac OSに殆どウイルスがないのは、
Mac用に作ってもシェアが低いので効果が薄いからだ。
一般的にWindows向けには数秒に1つウイルスが生まれているのに対し、
Macは1ヶ月に1つ程度しか生まれていないとされている。
しかもMac向けのウイルスが蔓延することは滅多にない。
しかしシェアが伸びてくるにつれ、
Macを狙ったウイルスが増えてくるのは間違いないだろう。
Appleも対策をしていくだろうが、
各自の対策もしっかりとっていく必要がありそうだ。

記事は以上。

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