Appleがいよいよ今週金曜日の9月20日に新型iPhoneのiPhone5sとiPhone5cの販売を始めるが、
これらの2機種の販売台数はどのくらいになるのだろうか？
Piper JaffrayのアナリストGene Munsterが、
数日前に投資者に対するレポートの中で、
iPhone5sとiPhone5cの発売日（9月20日）と最初の週末（9月22日まで）の販売数量が、
500〜600万台にのぼると見ている。
Gene Munsterは、
Appleの新型iPhoneであるiPhone5sとiPhone5cは、
Samsung（サムスン）など強大な競争相手が存在するものの、
9月20日から9月末までの販売数量は800万〜900万台に達するとしている。
昨日Appleは慣例となっているiPhone5cの一日の予約数量を発表しなかったが、
Gene Munsterは先週金曜日だけでiPhone5cの予約数量は100万台にのぼったとみている。
昨年のiPhone5の初日の予約数量が200万台だったため数値で見ると半分になっているが、
これは今回AppleがiPhone5sの予約を受け付けていないことが影響していると分析している。
iPhone5cの発表の時の冷淡な反応があったことを考えれば、
新機種が初日で100万台の予約があったことは悪くないスタートを切ったと見ても良いだろう。
Gene Munsterは更にiPhone5cは価格は想像以上に高かったが、
消費者はこのカラフルな新しいデバイスにやはり非常に興味を持っているとしている。
Gene Munsterは更に、
「我々はテクノロジーの動向について注目する消費者が、
iPhone5cに対して一定の不満があるだろうと思う。
なぜならiPhone5cは性能的にiPhone5と大差ないからだ。
しかし一般の消費者から見れば、
デバイスの色も購入の際に考慮すべき要素の1つだ。
そのようなわけで、消費者全体から見れば、iPhone5cは予想以上に市場に受け入れられている」
と述べている。
アナリストの分析はここまでだが、
さて中国と香港ではどのような状況になるだろうか。
iPhone5sは香港では予約を受け付けていないため、
大陸で予約する人が多いだろうが。。
iPhone5cは値段が高すぎて中国の消費者には非常に受けが悪いようだ。
Gene Munsterが分析したとおり、
私自身はテクノロジーに注視する消費者なので、
iPhone5cには正直興味がないが（iPhone5を持っているので）、
既に中国大陸で予約をしたiPhone5sがいつ手元に届くのかが非常に気になるポイントである。
また、世界最大のキャリアである中国移動がいつiPhone5sとiPhone5cを導入するかも注目に値するポイントだ。
また発売日初日にどれくらいの「祭り」が中国や香港で行われるのか、
これについても非常に興味深く見守っていきたいと思う。
記事は以上。