以下の記事は殆どiOS6 beta2の脱獄紹介記事のリライトだがご容赦願いたい。
iOS6がWWSC 2012で発表され、
iOS6 beta1が公開されてすぐに紐付き脱獄（Tethered Jailbreak）ながら、
脱獄が成功したという話は以前の記事で書いた。
これからは夏または秋のiOS6正式版リリースに向けて、
beta版のリリースが続くようだ。
昨日、iOS6 beta1, beta2に続いて、
beta3がリリースされた。
そしてリリースされたばかりの、
iOS6 beta3がまたも早速以前の記事と同様、
著名なMuscleNerd氏が代表を務めるiPhone Dev-teamによる、
大定番脱獄ツール「redsn0w」の最新版0.9.13dev3により、
紐付き脱獄が可能となっている。
このiOS6ベータ版最新版発表→当日redsn0wアップデート対応という動き、
殆ど定番となってきているようだ。
当然ながらiOS6 betaはデベロッパー登録をしている人しかインストール出来ない。
また紐付き脱獄に限るため、
本当に超上級者向けの脱獄だと断っておく。
以下は以前の記事とほぼ変わらずだが、
脱獄の注意点と方法。
【注意事項】
・iOS 6 beta 3自体がAppleのデベロッパー登録している人のみ使用できる。
・iOS 6 beta 3の脱獄は現時点ではまだ紐付きである。
・iOS 6 beta 3のRedsn0w 0.9.13 dev3での脱獄ではCydiaがインストールされない。手動でインストールする必要がある。方法は以下のステップで解説している。
・SIMアンロッカー（SIMロック解除を必要とする人）はiOS6 beta 3へのアップデートは避けるべき（現時点でiOS6 beta 3のベースバンドはどれもSIMロック解除不可能なため）。
【対象デバイス】
・iPhone 4 (GSM)
・iPhone 4 (CDMA)
・iPhone 3GS
・iPod touch 4G
※A4以下のチップ搭載デバイス。
【ダウンロードリンク】
・iOS 6 beta 3・・・デベロッパーの方はリンクが来ているはずなので省略
・Redsn0w 0.9.13dev3 for Mac ダウンロード
・Redsn0w 0.9.13dev3 for Windows ダウンロード
【手順】
Step 1:
iOS6 beta 3をデバイスにインストールする。
（iOS6のインストールには最新のiTunes 10.6.3以上が必要なのでアップグレードしておくこと。）
Step 2:
redsn0w 0.9.13 dev3を起動し、Extras > Select IPSWを選択。
ファイル選択画面が出るので、iOS6 beta 2のIPSWファイルを選択する。
Step 3:
Backボタンで戻り、Jailbreakボタンで脱獄を開始する。
表示に従い、デバイスをDFUモードにし、数分待てば脱獄完了（紐付き）。
Step 4:
上記の通り、Cydiaはインストールされない。
脱獄アプリ等をインストールするには、
SSHを使ってデバイスの中身をブラウズし、
手動でのインストール作業が必要となる。
以下が脱獄されたiOS6 betaにCydiaをインストールする方法。
Step5:
iPhoneと母艦がローカル無線LANに繋がっていることを確認する。
母艦からSSHにてiPhoneに入る。
初期状態ではlogin nameは”root”、SSH passは”alpine”。
Step 6:
以下のSSHコマンドを実行する。
wget -q -O /tmp/cyinstall.sh http://wyndrepo.googlecode.com/files/cyinstall.sh && chmod 755 /tmp/cyinstall.sh && /tmp/cyinstall.sh
Step 7:
iPhoneがrespring（リスプリング、スプリングボードの再起動）され、
Cydiaが画面に表示される。
※現状ほとんどのCydiaアプリはiOS6 betaに対応していないため、
使えないアプリが多いのでCydiaを入れる意味はあまりないかもしれない。
上記の通り、本当の超上級者向けの脱獄のため、
当サイトでオススメするものではないので要注意。
これで何か起こっても一切責任をとれないので、
当然のことながら自己責任で実行をお願いしたい。
自信のない方はiOS6対応の紐なし脱獄(Untethered Jailbreak)ツール登場まで待つか、
少なくともiOS6の正式バージョンのリリースまで待とう。
記事は以上。
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