結局iPhone4Sだけだった！
というわけで米Apple10月4日（現地時間）、
新型iPhone「iPhone 4S」を発表した。
日本ではソフトバンクモバイルとKDDIが10月14日に発売。
外観や3.5インチRetinaディスプレイはiPhone4と変わらず。
以下がiPhone4SがiPhone4から変わった機能・特徴・性能だ。
■1. デュアルコアA5プロセッサ搭載
■2. W-CDMAとCDMA2000両対応
■3. 800万画素カメラ搭載
■4. Siri搭載
■5. 64GB搭載モデル登場
■6. 本体2色
■7. iOS5搭載
以下がそれぞれの詳細。
■1. デュアルコアA5プロセッサ搭載
処理速度が向上。特にグラフィックス描画能力が7倍に。
速度が速くなることは大歓迎。
■2. W-CDMAとCDMA2000両対応
W-CDMA（UMTS/HSDPA/HSUPA）とCDMA2000（CDMA EV-DO Rev. A）に両対応。
ということで日本ではソフトバンクモバイルとKDDIが10月14日に発売。
中国ではChina Unicom（中国聯通）とChina Telecom（中国電信）の両キャリアでの発売が考えられる。
但し中国での発売日は未定。
更にHSDPAの下り最大14.4Mbps通信に対応。
2つの内蔵アンテナを自動的に切り替える機能を搭載し、
データのダウンロード速度が大幅に向上しているという。
正直iPhone4のデータ速度には不満があったので、
これで改善されるだろうか。
中国ではパケ死に注意だ。
■3. 800万画素カメラ搭載
裏面照射CMOSを採用した800万画素カメラ（3264×2448ピクセル）を搭載。
顔認識機能やホワイトバランスの改善などが図られている。
カメラアプリの処理も高速化、最初の1枚を撮るまでに1.1秒、次の写真を0.5秒で撮影できるという。
これまでiTunesでDLできるアプリでしか対応していなかった、
1080pの動画撮影（手ぶれ補正、ノイズリダクション付き付き）にも対応する。
カメラの画像をAirPlay経由でテレビなどにライブ送信することも可能。
これで本当にもうコンデジいらずとなりそうだ。
■4. Siri搭載
Appleが買収したベンチャー企業による音声認識技術「Siri」を搭載。
音声による検索などが利用できる。
英語とフランス語、ドイツ語に対応し、日本語は非対応。
日本語対応を作るベンチャーが現れたら神だ。
僕は更に中国語も欲しい！
中国にも優秀なエンジニアがわんさかいるので、
たぶん人口比で中国語のほうが先に出そうな気がするが。
■5. 64GB搭載モデル登場
16GB、32GBに加え、64GBモデルが登場。
写真や音楽などを大量に入れたい人には朗報だ。
更に中国のようにネットが従量課金で、
偉いコスパが悪い上にクラウドサービスへの規制があったりして、
クラウドサービスの利用が妨げられている環境にある人は尚更だ。
あ、私のことだな。
■6. 本体2色
iPhone4ではさんざん待たされた白が、
iPhone4Sでは発売と共にすぐに供給される予定。
正直白欲しかった。
■7. iOS5搭載
様々な新機能を実現した、iOS5を搭載する予定。
脱獄アプリの恩恵を受けている自分としては複雑な気分。
iOS5自体はiPhone4S発売の2日前、10月12日に正式リリース予定。
ちなみにiOS5もすぐに紐なし脱獄できるようになるのではないかと言われている
（5つのexploitが発見されているため）。
iOS5搭載ということで、iCloudにも対応。
5GB無料って、、
MobileMeに高いカネ払っていた私はなんだったのだ。
■8. 電池持ち多少改善
iPhone4が通話時間7時間だったところを8時間に改善。
まあでも変化は微々たるものと思われる。
iPhone5では更なる改善を求めたい。
■9. スティーブ・ジョブズではなくティム・クックが発表
今回の最大の違い！？
病気を理由にAppleのCEOを退いた創業者スティーブ・ジョブズではなく、
新たにCEOとなったティム・クックがiPhone4Sを発表。
当然の流れではあるが、
やはりクックにはジョブズのようなカリスマ・オーラのようなものはなかった。
不毛地帯よろしくこれからは組織で動く時代です、
ってところなのだろうか。。
寂しい気もするが、
それもやはり時代の流れである。
■その他スペック
サイズ：115.2（高さ）×58.6（幅）×9.3（厚さ）ミリ、重さ140グラム。
発売日：2011年10月14日に発売する。
発売国：日本と米国、英仏独など。
価格：（米国価格）
16GBモデル 199ドル
32GBモデル 299ドル
64GBモデル 399ドル
※その他、iPhone 4の8Gバイトを99ドルで販売。
8Gバイト版の3GSも、
携帯電話事業者との契約により無料で提供（主に新興国向け）。
（まとめ、個人的感想）
今回のiPhone4Sへのアップデートで、
ようやくiPhone4を猛追して追い抜いてきた他社（例えばSamsung Galaxy SII）の、
最新スマートフォンに追いついたというところか。
それでもRAMは512MBで他が1GBであることを考えると多少心許ない。
但しiOSは安定しているのでそれほどRAMはいらないという説もある。
それにしても、A6チップ搭載のiPhone5を期待していただけに、
ちょっと拍子抜けではある。
私は一応4Sは手に入れるつもりだが、
香港版SIMフリーiPhone4Sの発売日を知りたいため引き続き情報収集したい。
しかし入手ルートの確保に苦労しそうである。。
もしご存じの方は教えていただければ幸いである。
記事は以上。
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