デスクトップコンピュータ用のOSといえば、やはりマイクロソフト(Microsoft)のWindowsとAppleのmacOS(OS X)が思い浮かぶだろう。Appleの会社の業績や街中でのMacBookの普及率をみると、Macを使っている人はますます増えているように見えるが、少なくともシェア率的には実はWindowsと比べると今でもやはり圧倒的に劣ることがわかった。
マーケティングリサーチ会社のNet Market Shareの最新データによると、2017年2月の世界デスクトップOSの市場シェアは、殆どをWindowsが占めている。具体的には以下の通り。
- Windows 7:48.41%
- Windows 10:25.19%
- Windows 8(Windows 8 和 Windows 8.1合计):8.52%
- Windows XP:8.45%
- Mac OS X、macOS(全てのバージョン):6.19%
- Linux:2.05%
- その他:2.06%
- Windows Vista:0.78%
上記を見ればわかるように、Macはやはり圧倒的に少ない6.19%で、他は殆どWindowsが圧倒的な地位を占めていることがわかる。興味深いのはまだまだ最新のWindows 10でもなくWindows 7が半分近くの48.41%を占めていることだ。
Mac用のOSの現時点での最新版はmacOS Sierraで、このバージョンではOS X Yosemiteからのフラットデザインを引き継いで、機能を改善し最適化したバージョンだ。macOS Sierraではデスクトップ版Siri、Apple Watchによるスリープ解除、クリップボードの内容のiOSとの共有など新しい機能が追加され、Appleの各プラットフォームの連携機能が強化されている。
ただ、同じくNet Market Shareによる昨年2016年4月の段階でOS Xのシェアが9%だったことから、Mac用OSは1年弱でシェアを3%近く落としたことになる。
記事は以上。
(記事情報元:Net Market Share)