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韓国KIAが3つの新型車種にAppleのCarPlayを採用することを発表

今年初めに、韓国の自動車メーカーKIAが同社の車種Forte5でAppleのCarPlayをサポートすることを発表した。iOSユーザにとっては、CarPlayによって簡単に車のタッチパネル等でデバイスを操作でき、便利に使えるようになるという。

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韓国KIA Motors、3車種でCarPlay対応を発表

そして数ヶ月が経ち、KIAは更に新たに3つのフラッグシップの新型高級車種について発表した。KIAは既に代理店を通じて発売している2017年型Sorento、2017年型のSportageと2016年型のOptimaでAppleのCarPlayをサポートするという。SportageとOptimaの2車種は7インチのUVO3情報・エンタメ・ナビシステムを搭載している。KIAはこれらの3車種は今年の第二四半期に売り出されるとしている。

もしあなたがAppleファンで、新しく車を買おうと思っていたら、CarPlayをサポートした車種を買いたいと考えるだろうか?もし既に車を持っていて、そこにCarPlayを載せようとしたら、パイオニアかアルパイン(日本未発売)のCarPlay対応カーナビをオプションで追加する必要がある。もし最初から搭載されている車種を買えば、その分の節約はできるかもしれない。

 

CarPlayって本当に便利なの?

私自身はCarPlayを使っていないが、あまり芳しい噂は聞かないのがCarPlayだ。

マップはiOS 6の時代に鳴り物入りで登場しつつ大コケし、未だにその失墜した信頼を取り戻せていないAppleのネイティブアプリの「Maps」ではナビも正直心許ない。メッセージやその他の操作は、車を運転している時に真剣に行うようなものではなく、そこまで便利ではなくてもいいような気がする。

唯一の利点と思われる「Apple Musicで音楽聴き放題」というのも、正直従来のカーナビシステムにiOSデバイスをBluetoothなどで接続して音楽をかければいいので、特にCarPlayを無理矢理使う必要はないかもしれない(私は自分の車ではそうしている。私はApple Musicは使っていないが、Amazonプライムミュージックも再生可能だし)。

ちなみにCarPlayではLightning(ライトニング)コネクタ対応のiPhone或いはiPad、iPod Touchにしか対応していない。

なお、KIA Motorsは日本では販売していないため、日本ではニュースになりにくそうなのであえて当ブログで採り上げさせていただいた。

 

CarPlayが普及しない本当の理由とは

ちなみにこれは自動車関連の情報筋から当ブログが独自に聞いた裏話だが、AppleはCarPlayを数千万円という高額のライセンス料をとる形式で販売しており、そのため自動車会社やカーナビ会社が二の足を踏んでいて普及が遅れているという。

 

KIAがCarPlayを採用した理由とは

そこまで高いライセンス料をAppleに払ってKIAがCarPlayを採用した理由はなんだろう。KIAは殆ど日本車などのパクリメーカーなので、特徴が全く出せていない(日本で発売できていないのはそのためだ)。そのためにニュース性を出すためにAppleのCarPlayを採用した、というような推測しかできないところではある。

ちなみにKIAの車は中国ではよく見かける。香港やマカオや東南アジアのような日本車だらけの国とは違い、基本的に反日感情があって誰でも日本車を買うわけではないのと、韓国車は安くてそれなりという評価があるからだろう。

記事は以上。

(記事情報元:iPhoneHacks

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