iPhoneの販売開始日は国や地域によって異なることはよく知られていることと思うが、発売半年後にようやく発売される国もあるようだ。。
インドネシアの携帯キャリアSmartfrenが昨日、3月24日から正式にiPhone 7シリーズを販売開始することを発表し、予約を受け付けている。インドネシアはこれまで報道された中では最もiPhone 7の販売時期が遅れた国となる。
ただ、現時点でiPhone 7シリーズのインドネシアでの販売価格は公表されていない。Appleはインドネシアに公式にApple直営店(Apple Store)を設けていないため、現地の消費者は携帯電話キャリアから購入するしかない状態だ。なお、インドネシアで半年もiPhone 7の発売が遅れたのは、現地の政府が4G(LTE)ネットワークに接続する国外のスマートフォンには、少なくとも30%以上のインドネシア本国の”コンテンツ”が入っていなければならないという決まりがあるからだといわれている。そのコンテンツにはハードウェア、ソフトウェア、そして投資まで幅広く含まれている。
Appleはこの要求に応えるため、将来3年の間にインドネシアに4,400万ドル(約49億6,000万円)を投資してR&D(研究開発)センターの設立をすることをコミットした。その中にはiOSアプリ開発センターも含まれる。そしてこの投資によってAppleはインドネシア政府への”通行証”を手に入れたことになり、iPhone 7が正式に販売できるようになったいうわけだ。
ちなみにインドネシアでは前回正式に販売されたのはiPhone 6シリーズに止まっている。今回iPhone 7にGoサインが出たことで、iPhone 6sシリーズの販売も考慮されるのだろうか?
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(記事情報元:MacRumors)