Appleの共同創業者故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)前CEOは中国に来たことはなかったが、ティム・クック(Tim Cook)現CEOは中国を何度も訪れている。中国のネットユーザーからは、万里の長城に登ったティム・クックが本当に早起きだと噂になっている。
Appleのティム・クックCEOがまた訪中、万里の長城に登る
昨日ティム・クックは米国カリフォルニア州のWSJD Liveに参加していたが、なんと今日のクックCEOは北京にいた。今回クックCEOの訪中は、中国のAppleファンに何かいい知らせをもたらすのだろうか?
今日は中国の伝統的な記念日の「重陽節(旧暦の9月9日)」だ。クックCEOは北京に到着した後、すぐに万里の長城に向かい、そして中国版Twitterと呼ばれるウェイボー(Weibo、微博)のオフィシャルアカウントで、
“Happy to be back in China! Started at dawn with a hike along the Wall on Chongyang Festival. Simply breathtaking. 重阳佳节再次回到中国很开心!清晨时分登上长城开启新的一天。叹为观止!(重陽節という素晴らしい期日にまた中国に帰ってこられて嬉しい!朝早い時間に万里の長城に登って新しい一日を迎えました。最高です!)”
と自らの感想をつぶやいた。
あるネットユーザは、今日は本当に長城に人が少ないね、たぶんクックCEOは相当朝早く長城に登って我が国の山河を見たんだろうねと笑いながらコメントしている。確かに、これまでの報道によればクックCEOは毎日朝4時半には起床しているというので、あながちでもなさそうだ。
※ちなみに万里の長城は普段平日でも冬の寒い時期以外は人の山で、このような人のいない風景など想像することさえ難しい状況だ。もちろん朝ものすごく早かった可能性もあるが、クックCEOは未公開区域に特別入れてもらった可能性もあるかもしれない。
はっきりとしないクックCEOの訪中目的。Apple Pay?Apple TV?
さて、今回のクックCEOの訪中の目的は実ははっきりしていない。もちろん、万里の長城観光が目的ではないだろう。
Apple Music、iTunes Movie(Video)、iBooksがまるで奇跡のように中国大陸で実現した後、中国のユーザは他のサービスがどれだけ入ってくるか更に期待している。その中には中国版のApple Payも含まれているのは間違いないし、クックCEOが昨日発表したApple TV 4が来週月曜日にはリリースされるが、中国市場ではこのデバイスについて受け入れられるかどうかも未知数だ(これまでApple TVは中国でリリースされていない)。
クックCEOは更にこの後遼寧省大連に移動し、大連にこれからオープンする一説によると世界最大のApple Storeのオープニングセレモニーに参加するとみられている。
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