次世代iPhone【iPhone 8（仮称。iPhone Edition、iPhone X、iPhone Proとも）】は、フロントから物理的なホームボタンがなくなるといわれています。となると関心は、AppleはこれまでiPhoneではiPhone 5sの時代からホームボタンと一体化させてきた従来の指紋認証システム【Touch ID】を【iPhone 8】ではどこに移動させるのだろう、ということに集まってくるのは必定です。
一昨日の記事で、iOS 11 beta 6のソースコードからその【Touch ID】が電源ボタン（スリープボタン）に移動したことが特定された、という記事を書いたばかりですが。。
なんと本日、Youtubeで、中国の工場内で撮影されたと思われる、【iPhone 8】の裏側のAppleロゴマークの指紋認証検査工程と思われる動画がリークしました。
確かに検査機器の上に載っているのは、縦型のデュアルレンズでAppleロゴが入っている端末。。ということで【iPhone 8】ということはいえそうです（もちろん、コピーの可能性が捨てきれなくはないですが）。
左側には「指纹测试站（指紋検査所）」と書かれており、検査員は左手には手袋をしていますが右手にはしていません。そして左右のボタンを押した後、中から出てきた端末に右手の人差し指を当てると、上のモニターに様々な数値が現れ、「PASS」という文字が点滅して検査に合格したことがわかります。
動画の全編は下のYoutubeをどうぞ。10秒という短い動画ではありますが。。
もちろんこれが本物という証拠はありませんが。。縦型のデュアルレンズとAppleロゴが入っていて、裏側に指紋認証までしっかりやっているコピー品というのはなかなか作ったり売ったりするのが大変だと思われるので、本物の可能性が高いかもしれません。もちろん、ただのいたずら動画の可能性もゼロとはいえません。
ただもしこの動画が本当だとしたら、背面のAppleロゴでの指紋認証は、これまでのホームボタンでの認証に比べれば正直利便性は落ちるのは間違いないでしょう。わざわざ背面Appleロゴまで指をのばす必要があるからです。また透明ケースや手帳型ケースなど、全体を覆うiPhoneケースは使えなくなりますしね（ロゴのところをくりぬく必要があります）。私も開発に関わっている『Palmo（パルモ）』であれば問題ないかと思いますが。。
その分を、Appleは【iPhone 8】に搭載されると噂されている顔認証システム【Face ID】で補おうとしているのかもしれません。赤外線センサーであれば暗いところでも認識できるはずですが。。さてどうなるのでしょうか。
記事は以上です。
（記事情報元：Youtube）