シンガポールはアジアでも最も消費力が高い都市国家だが、Appleは現在までこの国に直営店(かつてのApple Store、アップルストア)をオープンしていない。Appleがシンガポールに店舗をオープンする計画があるということは以前から知られていた。その後昨年末にはAppleが店舗の造作を始めているという報道があったが、その時には詳細のオープン日はわからなかった。
さてその報道から数ヶ月経った現在、オーチャード・ロード(Orchard Road、烏節路)にあるAppleは現在どうなっているのだろう?世界中で最近オープンしたApple直営店は、デザインに更に”緑化”を重視しており、一部の直営店では店内に樹木を植えたりしている。ではシンガポール店はどうだろうか?
My Apple Singaporeによると、実はもともとシンガポール店も店内に樹木を植えられる予定だったが、現在はそのために用意された植物は全て外に出されていて、恐らくずっと外に出されたままになるかもしれないという。というのも外に置かれた植物は都市に影を作ることができ、そのことがシンガポールの”ガーデンシティ”の概念にぴったりあうものだからだ。
またこのAppleシンガポール店の建設工事の進捗状況についてもずいぶん進んできているようで、以前店舗の右側に放置されていたパネルも取り払われ、外部工事は基本的に終わっている状態だ。
Appleからの公式発表があったわけではないが、Appleシンガポール店は今年5月に開業するという。
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(記事情報元:My Apple Singapore)