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株価も大暴落、ある企業の1部品が次世代iPhone Edition(iPhone 8)の発売時期を遅らせる?

業界内では今年Appleは3種類のiPhoneをリリースすると一般的に伝えられている。そのうちの2種類はiPhone 7sとiPhone 7s Plusで、もう1種類はハイエンド版のiPhone Edition(iPhone 8やiPhone Xとも)。

そして最近、そのiPhone EditionがiPhone 7s/7s Plusの発売後1〜2ヶ月後に遅れて販売開始となるというニュースが流れた。その原因の1つは、どうやらAppleの購買先の1企業の先進的な3Dカメラシステムのためのようだ。

Appleが最新のテクノロジーを新製品に採用することで、新機種に対する期待や需要を満足させるため、上記の先進的な3Dカメラシステムを持つ企業”STマイクロエレクトロニクス(STmicroelectronics)”社は更に多くの時間を使って在庫を準備しなければならなくなったようだ。

昨今ニュースで噂として流れる新製品の情報が正しいか正しくないかは別として、ともかく上記の情報が流れてから、STマイクロエレクトロニクス社は”頭痛”を抱えることになった。ロイター(Reuters)社の報道によると、STマイクロエレクトロニクス社の株価は、同社のAppleの次世代iPhoneに支給する部品の納期遅延が懸念されたことから、EU市場で暴落しており、一時期EU市場最悪の株式の1つとなってしまったのだ。しかもSTマイクロエレクトロニクスはEU市場のSTOXX 600指数とパリのSBF-120マーケットにおいて最悪の下げ幅となった株の1つとなった。ただし、2017年初から見れば、現在でも30%株価は上昇しているのであるが。。

AppleはSTマイクロエレクトロニクスにとって最も主要な顧客だ。Appleと取引するのはやはり容易なことではない。常に自社の経営状況にも神経を尖らせなければならないのだから。。

記事は以上。

(記事情報元:REUTERS(UK)

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