Appleは本日、アメリカ合衆国ウィスコンシン州マディソンのショッピングモール、West Towne MallのApple直営店(Apple Store、アップルストア)を、明日Hilldaleショッピングセンター店に移すことを発表しました。
Hilldaleショッピングセンターの新しいApple直営店のオープニングセレモニーは、現地時間8月12日に午前10時に開始の予定で、West Towne Mall店は閉鎖されることになります。現在、Apple West Towneにアクセスしようとすると既にHilldale店のページにリダイレクトされるように設定されており、オープニングセレモニーの案内が流れています。
2007年7月以来、West Towne Mall店がAppleのウィスコンシン州マディソンでの唯一の直営店でした。ちなみにAppleはウィスコンシン州には、ミルウォーキーの郊外のグレンデールとウォーワトサに直営店があります。
ショッピングセンターの新店舗は店舗面積を大幅に拡大しており、店員にとっても客にとっても望まれていたことだということです。また、店内には2015年からAppleが直営店に採用し始めた新しいデザイン、いわゆる”Apple Store 2.0″が用いられています。
なお、現在Hilldaleショッピングセンター店のApple公式ページに使われている画像にはなぜかiCloudの古いロゴと、iPhone 4sという相当旧機種のポスターが掲げられていて、少々不自然な感じです。画像の用意が間に合わず、計画段階のパース図が使われた可能性がありますが、Appleのロゴが大きく出ているなど、”Apple Store 2.0″のデザインとも矛盾しています。画像の使い回しの可能性もありますね。MacRumorsで公開されている写真とも矛盾しています(公式サイトの画像ではショッピングモールの中、いわゆるビルイン型の店舗に見えますが、MacRumorsの写真では路面店になっています)。
なお、今週にはイギリスのサウサンプトンのショッピングセンター、WestQuayの10年来の店舗も、元々の店舗が非常に手狭だったため、新しいところに規模を拡張してオープン予定です。
Apple Storeは世界中でますます規模を拡大、また店舗数を増やしています。販売が落ち込む大中華圏でのテコ入れには、やはりApple直営店の増加は欠かせないところではありますが、大陸地区での出店のペースは落ちてきているようです。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)