昨日未明、Appleはとうとう次世代iPhone【iPhone 6s】がメインとなると思われる新製品発表スペシャルイベントの招待状をメディアに送付しはじめ、イベントの開催時間は2015年9月9日午前10時(日本時間9月10日午前2時)であることが判明したことは、当ブログでもお伝えしたとおり。以下はiFanrの記事による。
Hey Siri, give us a hint.
さてこのAppleの招待状の中に、“Hey Siri, give us a hint.(ヘイsiri,ヒントを教えて)”という言葉が見える。当然次世代iPhoneがリリースされることは既にもう多くのところで知れ渡ってしまっているため、多くのメディアはこれはiPhoneの中のSiriが今回のイベントの重要なポイントとなるとみている。
各国語版のSiriに、同様の言葉を投げかけると、Siriがいくつかのパターンで9月9日のことを語るというイースターエッグが早速発見されている。日本語Siriでは”ヒント教えて””ヒントちょうだい”などと呼びかけると4種類のちょっとユーモアを効かせた回答が返ってくる。しかし本当の意味での”ヒント”は得られることはない。
【hint】というキーワードに注目すると。。
長年AppleのMacを使ってきたユーザなら知っているかもしれないが、【Hint(ヒント)】はQuickTimeのストリーミングメディアのコードのことで、これがApple専用のコードなのかどうかは不明なものの、このようなコードは今でも殆ど見ることがなく、初期のQuick Time 7 Pro(有料版)で書き出しをするとこの形式で書き出すことが可能だった。
Hintの主な用途と利点は、比較的大きい動画ファイルを1つ1つの小さいパッケージに分け、それをMovieという容器の中に入れることで、ストリーミングメディアが非常に潤滑に再生されるということだった。
Signclの創業者はこう語っている。
Hintが暗示しているのは、Appleのストリーミングサービスのことであろう。
これまで多くのメディアが、Appleは今回のスペシャルイベントで新しいApple TVをリリースするものとみられており、更にハードウェアの外観の変更だけではなく、Siriを使ったコントロールができるようになっているという噂がある。
Hey Siri, テレビのチャンネルよろしく。
AppleはこのスローガンでSiriについて言及しており、またAppleは今回Apple TVのアップデートをするのではないかと噂されている。となれば、Appleはこの言葉によって、「Siriの音声コントロールが今回リリースされる新しいApple TVに入っていること」を暗示しているのではないかとも読める。
まずはApple TVの新しいハードウェアを発表し、その後開発ツール(SDK)をデベロッパに公開し、デベロッパにプログラムやアプリケーションを開発してもらうというやり方。Appleは以前からネットテレビをやりたいと考えていたようだし、その上Siriも加わったとなれば、Apple TVが次世代iPhoneに継ぐ今回のイベントのポイントとなるかもしれない。
記事は以上。
(記事情報元:iFanr)