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大多数の人がごくたまにしか”Siri”を使っていない理由とは?アンケート結果で判明

“ボイスヘルパー”機能は今やスマートフォンの標準装備となっている。ボイスヘルパーにはAppleのSiri、グーグル(Google)のOK Google(Google Now)、アマゾン(Amazon)のAlexaなどがあるのは皆さんご存じの通りだ。

AIがテクノロジーの未来であることは避けられない情勢で、テック企業が早めにこのAIに着手し準備するのは当然のことだが、しかし今現在のボイスヘルパーの頭の良さ、知能レベルはまだまだ改善の余地が大きいといわざるを得ない。

そしてそんな中、AIなボイスヘルパーさん達にとってちょっと恥ずかしい事実が判明した。メーカーがこぞって大金を投じてこれらのボイスヘルパーを作り出しているのに、ユーザはそれほどその機能を使っていないことがわかったのだ。

マーケティング機構のCreative Strategiesのアナリスト、Carolina Milanesi氏のレポートによれば、AppleのSiriを例にとれば、大部分のユーザが確かに殆どSiriに話しかけて何かをすることがないという。

 

70%のユーザがたまにしかSiriを使っていないという回答結果に

アンケートの対象となったiPhoneのユーザの中で、70%のユーザがたまにしかSiriを使用しない、或いは非常に長いスパンで1回しか使わないという回答で、これは恐らく大多数のユーザから同感を得られる結果なのではないだろうか。ちなみに殆ど全て(98%)のユーザがかつてはSiriを使用したことがあると回答しているが、現在では使用していないという実態が明らかになった。

その他の数字では、約62%のiPhoneユーザが運転している自動車内でSiriを使うという。その理由は運転している時はiPhoneの操作が不便で、しかも交通法規に違反するからだ。

iPhoneのSiri以外に、Milanesi氏はAndroidユーザにもアンケートを行っている。そのうちの約62%がやはりたまにしか”OK Google”を使わず、4%のユーザが”OK Google”は使ったことがないと回答している。

 

大多数の人がボイスヘルパーを頻繁に利用しない理由とは

なぜユーザはそれほど頻繁にボイスヘルパーを使わないのだろうか?その答えもアンケートの回答の中にあった。20%のユーザは、ボイスヘルパー(例えばSiri)と会話をする時に、なんとなくテクノロジーの冷たさを感じるといい、またスマートフォンに話しかけるのは不自然と感じるという。つまり、AIの極度の愛好家でもない限り、数ヶ月ボイスヘルパーを使わないこともあるという人が多いのではないだろうか。

また調査結果では、公共の場では使用するのがはばかられると感じている人が殆どであることもわかっている。

 

画蛇添足 One more thing…

私自身も個人的だが正に上記の大多数のうちの一人で、Siriは何らかの”ネタ”(例えば宮崎駿さんのアニメ「天空の城ラピュタ」が地上波で放映される頃になると、「バルス」という言葉にSiriが反応するなど)がネットにでも出回らない限り、それを試す以外の目的で使ったことがない。

そしてスリープ状態でも自動的にSiriが起動する”Hey Siri”も非常に恥ずかしくて呼びかける気がせず、機能そのものをオフにしている。これは日本に限られる事情だが、日本語では”Hey(ヘイ)”とは呼びかけないし、”Siri”はなんとなく”尻”を連想させるため、”Hey Siri”で統一してしまったのがあまりいい感じではないのもあるのではないだろうか。

なお、SiriはAppleが買収したVocalIQという会社のおかげでヒアリング能力(音声認識能力)が今後飛躍的に上昇して賢くなるという情報もある。

Siriがこれまであなたのいったことをなかなか理解してくれず、イライラしたことはないだろうか?もしかしたら、今年後半からはそんなことはなくなるかもしれない。昨年2015年に、Appleは3社のAI技術に関する会社を買収した。Emotient、PerceptioそしてVocalIQだ。そのうちVocalIQはイギリスの音声認識ソフトウェアの会社だ。
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あと10日以内に控えたApple主催のWWDCでSiriのアップデートが紹介される可能性もあり、それが次のiOS【iOS 9.4】或いは次世代iOS【iOS 10(iOS X?)】の目玉になる可能性もあるが、使用条件によって使いたくない(公共の場では使いにくいなど)というユーザが多いうちは、いくら性能がよくなっても使ってもらえない可能性が高いのではないだろうか。それでもAppleは”Siri”の開発と改善をやめないだろうが。。

まだまだ今は人々がスマホや時計、そして機械に話しかけるのはちょっと恥ずかしい時代なのかもしれないが、いずれロボットやアンドロイドが普及してくればそのような人も減ってくるのではないだろうか。

記事は以上。

(記事情報元:Business Insider、Creative Strategies

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