アップグレードされたばかりのMacBook Proシリーズに引き続いて、その他のMacBookシリーズの更新も行われるのではないかという噂が流れてきていましたが、今回台湾のマーケティングリサーチ会社のTrendForceが、Appleが今季度末(9月)に新型MacBook Airをリリースすると予測しています。
TrendForceは昨日、”第二四半期(会計年度)のAppleは、新型MacBookデバイスを準備する過渡期にある”としていて、MacBookの出荷台数は第三四半期(会計年度)に大幅に増加する物と予測しています。なぜならAppleは今季度はじめにMacBook Proをアップデートしており、そして今季度末にMacBook Airを更新するからというのです。
ただし、TrendForceはそのMacBook Airの情報元については明らかにしておらず、これまでも信憑性に乏しい情報を出してきた経緯があります。
TrendForceはMacBook Airの今回のアップデートでは、MacBook Airの最大の弱点だった、MacBookの中でも唯一Retinaディスプレイを積んでいない状態が解消されると予測しており、LG製の2560 x 1600ピクセルのRetinaディスプレイが採用されるということです。ただ、このスペックになってしまうと、無印のMacBookとの差別化が難しくなりそうです。
当ブログでもお伝えしたとおり、台湾のODMメーカーでAppleのサプライヤーのQuanta(廣達電腦)が”低価格版”の新型MacBookを製造しているという情報が流れました。
この”低価格版”のMacBookがMacBook Airを指すのか、果たして従来は12インチだった無印MacBookの更新を指すのかはわかりませんが、TF International Securities(天風國際證券、天风国际证券)の著名なApple関連のアナリストMing-Chi Kuo(郭明錤)氏の予測によると、これは13インチのMacBookとされていて、Airの文字はついていません。TrendForceとMing-Chi Kuo氏のどちらの情報が正しかったかは、来月には明らかになることでしょう。
いずれにせよ、MacBookかMacBook Airのどちらか或いは両方が更新されることになりそうです。9月の新型iPhone発表スペシャルイベントで同時に発表されるのでしょうか。私もスペック次第では買いたいと思いますが、さてどうなるでしょう。。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)