Appleの次世代iPhone【iPhone 6s】の中国大陸地区での発売日の情報がリークした。リーク元は中国のメディアWeiPhone。
本日、中国最大にして世界最大のキャリア、チャイナモバイル(China Mobile、中国移動)の内部の人物からの情報として、iPhone 6sは最初の第一段販売国は9月11日に予約を受け付けて1週間後に9月18日に発売開始するが、中国大陸地区は18日から予約を開始して1週間後の9月25日に発売開始されるという。
また中国の三大キャリア、チャイナモバイル・チャイナユニコム(China Unicom、中国聯通)・チャイナテレコム(China Telecom、中国電信)が同時に発売開始をするという。
これまでのリリース状況を鑑みると、今回のiPhone 6sの第一弾販売国はアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、日本、香港等となりそうだ。
もし今回の情報が本当であれば、中国大陸は第一弾販売国からまたも外されたことになる。ただ1週間程度の遅れであれば、昨年のiPhone 6のように1ヶ月遅れ(しかも第一弾発売当時は発売開始時期さえわからなかった)に比べればずいぶん改善され、それほど問題はないとは思われる。
ちなみに中国で去年iPhone 6の販売が遅れた原因は中国政府の工業信息部(工信部)の許可が下りなかったからといわれているが、今回はAppleが逆に工信部に秘密を守るように伝えているのか、工信部のサイトでも新しいiPhoneのネットワーク許可が下りたかどうかを検索しても出てこないのが少々不安だ。
画蛇添足 One more thing…
もちろん上記の発売日情報は確実に裏のとれた情報ではない。ちなみに9月18日は、中国と日本にとっては特別な日で、あの柳条湖事件が起こり、満州事変のきっかけとなった日でもある。特に中国では国恥の日として記憶され「敏感な日」と呼ばれており、メディアもその情報ばかりになるため、Appleや中国三大キャリアもわざとその日を避けたのかもしれない。
しかしそんなことよりも、中国が第一弾販売国にならないということは、またもや香港や日本でiPhone 6sの転売ヤーによる争奪戦が繰り広げられることになろう。中国人は見栄でiPhoneを欲しがっているところがある。最新機種を、他国の発売日すぐ後に手に入れることは大いにメンツが立つので、多くの人がプレミア分を支払ってでも手に入れようとするだろう。
今年は私自身は9月18日に香港に行けるかわからないが、いずれにせよ日本版か香港版のSIMフリー iPhone 6s Plus を手に入れる予定だ。
記事は以上。
(記事情報元:WeiPhone)