Appleが11月5日に公開したサポート文書によると、iOS 27.2、iPadOS 27.2、macOS 27.2、visionOS 27.2以降では、Apple Intelligenceの一部の機能で作成・編集した画像に、目に見えないSynthIDの透かしが入ります。透かしの有無を確かめる先として、AppleはGoogleが運営するsynthid.comを案内しています。
対象はApple Intelligenceの5機能
Appleのサポート文書が透かしを入れる機能として挙げているのは、写真アプリの「Clean Up」「Extend」「Spatial Reframing」と、「Image Playground」「Image Wand」の5つです。いずれもApple Intelligenceの機能です。
写真アプリのトリミングや明るさの補正、フィルタといった通常の編集の扱い、透かしをオフにする設定、ほかの編集で透かしが入るかどうかは今のところわかっていません。
更新前の画像の扱い
文書は、更新前に対象の機能で作成・編集した画像の扱いにも触れています。iOS 27.2、iPadOS 27.2、macOS 27.2へ更新する前に作成・編集した画像にAppleの機能によるSynthIDの透かしが入るのは、一覧の機能で編集し直した時点から、という説明です。ここに挙がっているのはiOS、iPadOS、macOSの3つで、visionOSの更新前の画像は記述の対象外です。ほかのツールで元々透かしが入っていた可能性は残り、その点はこの文書の範囲外です。
透かしの有無は、AIを使ったかどうかの証明とは別物です。逆に、SynthIDはGoogleが開発した技術で、Googleの生成AIなどApple以外でも使われています。synthid.comで透かしが見つかった画像も、Apple以外のツールを通った可能性が残ります。文書は、透かしが人には知覚できず、見た目を変えないと説明しています。
確認先はGoogleのsynthid.com
透かしの有無を調べる方法としてAppleの文書が案内しているのは、ブラウザでsynthid.comを開いて画像をアップロードし、画面の手順に従うことです。iPhoneの写真アプリ上で透かしの有無を表示する手段は、この文書の範囲外です。
この手順では、写真をGoogleが運営する外部のサイトへアップロードすることになります。他人の写真や家族の写真を調べるときは、その画像が手元を離れることを納得した上でご利用ください。
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小龍的にはこう思った
小龍的には、透かしの有無だけで画像の素性を決めないことが、この文書を読むうえでいちばん大事だと思います。怪しい画像が出回ったらsynthid.comで調べる、ただし結果は手がかりの一つとして扱う、というような使い方となります。
Clean Upで通行人を消しただけの写真も、Image Playgroundで一から作った画像も、文書上は同じ一覧に入っています。旅行写真の加工がどう扱われるかが気になる人は、公開前にsynthid.comで一度試してみてはいかがでしょうか。
記事は以上です。
(記事情報元:Apple サポート、SynthID)
