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Instagram、フォロワー水増しやフェイクのいいねなどの不正行為を追放開始

Instagram(インスタグラム)はiOSアプリやAndroidアプリで、主に画像に特化したSNSですが、その特殊性や利用者の多さから、FaceBookやTwitterなどとはひと味違ったマーケティングにも使われることが多いサービスです。

しかし、そのInstagramのアカウントを水増しするために不正にサードパーティアプリ(第三者の開発者によって開発されたアプリ)やツールによってフォロワーを増やしたり、いいねをつけていた人は、今後は殆ど効果を得られなくなるかもしれません。なぜなら、Instagramが公式にそのような不正行為を取り締まると宣言したからです(今更?という感じもしますが)。

Instagramは本日、フェイクのフォロアー増加ツールやいいねツールに対抗し、AIエンジンを使って公式からではないいいねやサードパーティツールを使って不正に増加したフォロアーを削除していくとしていて、それらの不正行為を行うアプリやその行為を行う人達と全面戦争に入ることを宣言しています。

Instagramはこれらの行為を利用規約に反する違反行為とみなしていて、今後上記のいいねやアカウント削除の他、そういった不正行為ツールと判断されたアプリでInstagramにログインしようとすると、該当アカウントが即座にパスワード変更を要求されるなどの対策を取るようです。具体的には、該当ユーザには以下のように疑わしき行動が行われたことがメッセージで表示され、パスワードの変更が余儀なくされます。該当ユーザのアカウントをいきなり停止したり削除したりするというわけではないので、そのあたりは大人な対応だと思いますね。

心当たりのある方は、気をつけた方がいいかもしれません。また、日本だけに限らず世界中のいわゆるインスタグラマーのような人で、フォロワーやいいね水増しツールを使っていた人は、そのフォロワー数やいいね数が一気に激減する可能性があります。Twitterでもかつて同様のフェイクアカウントの整理が行われたことがあり、一気にフォロワー数を減らした人がいました。今回もどんな人が減るのか、ちょっとみものではありますね。

いずれにせよ、これまでのようにフォロワーを買ったり、アプリやサイトなどを使って不正にフォロワーを買ったりするのは今後は効果がなくなるといえそうです。今後芸能人やこれまで社会的な地位がそれほど高くない人や知名度がない人がフォローを増やさずフォロワーを増やすには、やはりきちんとしたレベルの画像を定期的に投下するか、人気のあるハッシュタグに常に関連付けるなど地道な努力が必要となりそうです。

記事は以上です。

(記事情報元:Cult of Mac

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