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HomePodの初期出荷分には評価用の”iOSベータ版”が搭載されていることが判明

オーストラリアと英国と米国では、既に予約を受け付けていたAppleのSiri搭載スマートスピーカー”HomePod”が配達され、初日に手に入れた人達のレビューが英語圏のメディアにあがるようになりました。HomePodは初期では全ての機能が使えるわけではなく、今後OS(HomePodに搭載されているのもiOS)のアップデートによって様々な機能が追加されていくものとされています。

HomePod初期ロットの搭載iOSバージョンは11.2.5、ただしビルド番号がベータ版と同じ

なお、初日に手に入れた人達によれば、HomePodで初期にインストールされているバージョンはiOS 11.2.5と現行最新でHomePodサポートが公式に発表されているものであることが判明していますが、ただビルド(build)バージョンが15D59となっていることもわかっています。

この15D59とは、技術的にはベータ版です。このビルドはiOS 11.2.5 beta 7と同じビルド番号となっていて、いわゆる技術評価版であるはずのベータ版が製品にデフォルトでインストールされているというのもちょっと変わった事態ではないかと思ってしまうのも無理はありません。Appleが従業員と共に進めている”living on beta”プログラムの一環とみられていて、Buildコードの中にも”HomePod1125LivingOnBeta3″という表記をみることができます。

iOS 11.2.5正式版のビルド番号は15D60

ちなみにiOS 11.2.5の正式版のビルド番号は15D60です。私のiPhone X(中国大陸版)のiOS 11.2.5正式版のビルド番号もそうなっています。

HomePodに今後もiOSベータ版が適用できるかどうかは不明

Appleは今後iOSのアップデートをHomePod用にも適用していくと思われますが、HomePodにもデベロッパ向け/一般向けのベータ版が適用できるかどうかについてはまだわかっていません。

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac

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