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折りたたみiPhoneの名前は「Duo」か。ケース会社のページに一時掲載

発表まであと2日というところで、まだ名前が決まっていません。Appleが今年出すとみられている折りたたみ式のiPhoneについて、ケースメーカーの販促ページに「iPhone Duo」という表記が一時的に出ていた、と報じられました。ページは既に消えています。
製品名の欄が空白のままのケースの箱と、貼る前のラベル

ケース会社のページに出た「Duo」

発端はThreadsの投稿で、香港の媒体がそれを拾い、日本ではtaisy0が伝えました。CASETiFYの販促ページに「iPhone Duoを迎える準備はできましたか」という趣旨の一文があり、その後ページごと削除された、という流れです。

私も当該ページを開いてみましたが、今は404が返ってくるだけでした。Threadsの元の投稿も、投稿者が何者かを含めて確認できていません。そして重要な点として、MacRumors・9to5Mac・AppleInsiderといった欧米の主要媒体は、この件をどこも記事にしていません。普段なら発表直前のこの手の話に真っ先に飛びつくところが、揃って静かなのです。

英語圏で通っている呼び名は「Ultra」

一方、9to5Macが9月7日に出した直前プレビューは、今週登場する3機種を「iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone Ultra」と並べています。名前の是非を議論する記事ではなく、当たり前の前提としてUltraと書いている。英語圏ではこの呼び名で話が固まりつつある、ということです。

ややこしいのは、「Duo」という案自体は前からあることです。同じ9to5Macの記者が今年3月、折りたたみiPhoneの名前としてDuoを推す記事を書いています。ただしこれは取材に基づく話ではなく、本文に「今のところの自分のいちばんの予想」とはっきり書いてある、記者個人の見立てです。

折りたたみiPhoneの名称候補と、その出どころ。2026年9月7日時点
候補出どころ時期どのくらい強い話か
iPhone Ultra英語圏の直前まとめ記事が、この名前で通している(9to5Macの9月7日のプレビューなど)2026年9月いちばん流通している呼び名。ただしAppleの公式表記ではない
iPhone DuoケースメーカーCASETiFYの販促ページにあったとされる表記。発端はThreadsの投稿で、香港の媒体が拾った2026年9月7日当該ページは削除済み。私が確認した時点で404。欧米の主要媒体は追随していない
iPhone Duo9to5MacのRyan Christoffel記者が「自分の予想」として挙げた名前2026年3月5日取材に基づく情報ではなく、記者個人の予想と本文に明記されている
iPhone Foldほか同じく9to5Macの記事が挙げた案(Folio、Air 2 Duoなども併記)2026年4月編集部の案出し。情報源のある話ではない

ケースメーカー発の名前、当たった例と外れた例

ケース会社が名前を先に知っている、という筋書きは荒唐無稽ではありません。ケースは本体の発売日に店頭に並べる必要があり、そのために型と箱を先に作ります。箱には製品名を刷ります。だから漏れる。

実際に当たった例があります。2022年、大画面の廉価モデルは長らく「iPhone 14 Max」と呼ばれていましたが、9to5Macは8月末に「AppleはPlusという名前を選んだ」と報じました。根拠は、Appleが7月の時点でケースメーカーに対し「Maxを使うな」と伝えていたことです。9月の発表で、実際にiPhone 14 Plusになりました。

逆に、直前まで違う名前で呼ばれていた例もあります。2016年の4インチ機は「iPhone 5se」で通っていましたが、発表の1か月前になって「5が取れてiPhone SEになる」と報じられ、そのとおりになりました。名前は最後の最後まで動くのです。

中国のケース工場のやり方

深圳や東莞の周辺には、Appleの新製品が出るたびに発表前からケースを流す工場があります。私が中国で見てきた限り、彼らのやり方は堅実です。名前が確定していないときは、製品名を刷らない箱を先に大量に作る。あるいは、名前の部分だけシールにしておいて、発表後に貼る。

CASETiFYのような表に出るブランドがページを一度公開して消した、という動きは、社内で「まだ出すな」と止まったようにも見えますし、単に下書きが公開設定になっていただけかもしれません。どちらなのかは、外からは判別できません。

答えは9月10日午前2時

Appleの公式告知によれば、イベントは現地時間9月9日午前10時、日本時間では9月10日の午前2時です。名前がどうなるにせよ、あと2日で分かります。

個人的にはUltraだと思っています。Apple Watch Ultraで「高い方の特別なやつ」という意味を既に育ててきたので、35万円前後と噂される機種にそのまま乗せられる。Duoは語感がいいのですが、二画面や二枚重ねを連想させる名前を、Appleが折りたたみの第一世代に付けるでしょうか。折りたたむことそのものを売りにしていない、というのが今年のAppleの見せ方だと思うのです。

もっとも、ここまで書いておいて当日に「iPhone Fold」とだけ表示されたら、私は素直に記事を書き直します。名前を当てる遊びは、外れたときに一番面白いので。

Appleの「Surprise and shine」イベントは9月9日、日本時間では10日の午前2時です。目玉は初の折りたたみ、iPhone Ultra。本誌はこの1か月、Touch ID採用、試作機の評判、幻のApple Pencil、画面構造、発売時期、価格予測と追ってきました。発表4日前の今日は新しい材料が2つ出ています。ひとつはボーダフォン・エジプトのサイトに一時掲載された発表前の価格(現行機の1.65倍)、もうひとつはNikkei Asiaが伝えた「8月下旬の生産は1日数百台」という報道です。この記事では、いま分かっていることを確度付きの一覧表にし、価格と生産...
折りたたみiPhone Ultra直前情報まとめ。35万円前後か、生産は「1日数百台」 - 小龍茶館

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac、9to5Mac(名称の予想)、9to5Mac(iPhone 14 Plus)、9to5Mac(iPhone SE)、Apple(イベント告知)、taisy0)

※記事中の画像はイメージです。

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