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AppleのMacアクティブユーザ数が1億人を突破、Mac業務単体でもフォーチュントップ100企業に

Appleは昨日、Mac ProのCPUを3年ぶりにアップデートし、またいくつかのメディアを呼んでMacを捨てることはないという立場を表明した。本日その呼ばれたメディアの1つ、TechCrunchによれば、Appleは更にいくつかのMacユーザに関する数字を暴露したという。そのうちの最大のインパクトがある数字が、Macのアクティブユーザ数が1億を突破した、というものだ。

1億も、マイクロソフトの数字に比べると遜色

ただ、マイクロソフト(Microsoft)が既に長い間デスクトップとノートブックパソコン市場の覇者で統治者であり、Macのこの1億という数字も驚くには値しないのかもしれない。Appleにとって、市場シェアで優位に立っているのはモバイルデバイスのiPhoneとiPadシリーズだからだ。

確かに、この1億というAppleのMacアクティブユーザ数の数字はマイクロソフトにはかなわない。いくつかの推測データを元にすれば、世界には10億台を超えるWindowsで動作するコンピュータが使用されているというが、マイクロソフトが公式に発表しているWindows 10のアクティブユーザ数は”たった”4億人しかいない。しかしこの最新版が普及していないWindowsでさえ、その最新版アクティブユーザ数だけでもMacの4倍もあるということになる。

 

Macは単価が高く儲かるビジネス、単体でフォーチュン100強企業に入れる

ただし、この市場シェアが小さいと言うことは、Macが儲からないということを意味するわけではなく、実は全く正反対だということがわかっている。Appleは今週、1つのサービスとして、Macは250億ドルの営業収入ランレートをもってすれば、殆どそれだけでフォーチュンの100強企業に入る規模だという。

Appleは更にMacBookがMacの出荷量の80%を占めるとし、つまりMac ProやiMac、Mac miniなどデスクトップコンピュータはMacの出荷量のたった20%しかないことを意味している。

Macは単価が高く儲かるビジネス、単体でフォーチュン100強企業に入れる

また昨年末にリリースされたTouch Bar付きの新しいMacBook Proは単価が高く、MagSafeを捨てUSB-Cを導入、更に大胆にポートを削るなど外部から多くの批判を浴びたものの、Appleはその販売台数は増えていることも明かした。TechCrunchによれば、最新の会計年度のMacBook Proの販売台数は、前会計年度比で20%伸びているという。

 

画蛇添足 One more thing…

ユーザ数が増えると、やはりマルウェア(悪意のあるソフトウェア、ウイルスやトロイの木馬等)に狙われるのが心配だ。Macユーザとしては他にもユーザが増えてくれるのは嬉しい反面、そんなマルウェア対策の悩みも出てくるのはちょっと悲しい。

記事は以上。

(記事情報元:TechCrunch

 

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