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Appleのティム・クックCEO、日曜に母校デューク大学で卒業ゲストスピーチに参加

Appleのティム・クック(Tim Cook)CEOが、今度の日曜日に行われるデューク大学での2018年の卒業式でのスピーチを行うことが公式に発表されました。クックCEOはデューク大学のFuqua School of Businessの1988年の卒業生です。

正装でホワイトハウスに入る、Appleのティム・クックCEO。

ティム・クックCEOのスピーチ参加が今週デューク大学から正式発表に

この卒業式のスピーチ参加については1月にApple Insiderによって既に伝えられていましたが、今週デューク大学の歴代誌(Duke Chronicle)上で正式に発表され、確定されました。「今週末デュークに戻って2018年のクラスの助けになることを誇りに思います」とクックCEOはメールで書いています。「私はFuquaを30年前に卒業していて、デュークで作った友達や当時の思い出が、私の人生の最もいい財産の1つとなっています」とも。

デューク大学との緊密な関係を築いているティム・クックCEO

クックCEOはデューク大学との緊密な関係を築いています。2013年には同窓会でスピーチをしており、2015年には大学の理事に就任しています。またTwitterではデューク大学のバスケットボールチーム、ブルー・デビルズ(the Blue Devils)のファンであることを誇りに思っていることをツイートしたりしてます。

他大学でも頻繁にスピーチを行っているティム・クックCEO

またクックCEOは出身校のデューク大学だけではなく、その他の学校の卒業式のゲストスピーチにも参加しています。例えば2015年のジョージ・ワシントン大学や、昨年のマサチューセッツ工科大学(MIT)での講演がありました。またもう1つの母校でもあるオーバーン大学(Auburn University)でも2010年にスピーチを行っています。やはり教育分野でのビジネスを広げているAppleのCEOとしては、母校以外でも講演を頼まれれば行くようにしているのかもしれません。人材の確保もできますし、Appleとしては一石二鳥ですね。

起業経営者としては一流のティム・クックCEO、でもジョブズのようなスピーチで歴史に残る名言は・・・?

クックCEOは、2011年にガンで亡くなったAppleの共同創業者故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の後を受け継ぎ、順調に会社を大きくしてきました。ティム・クックがトップになってから、Appleは世界でも最も強力な多国籍企業となり、毎四半期に数兆円の利益を稼ぎ出す会社に成長しています。そんな成功した経営者の講演はやはり千金に値するのは言わずもがなでしょう。

とはいえ、ティム・クックCEOは故スティーブ・ジョブズのような名言を残していないのも事実ではあります。スティーブ・ジョブズといえば、かの有名な”Stay hungry, stay foolish.(ハングリーであれ、愚かであれ)”という言葉を残した、スタンフォード大学でのスピーチがあまりに有名ですね。スティーブ・ジョブズは大学をドロップアウトして卒業もしていませんが、やはり人間的な魅力やセンスはスティーブ・ジョブズの方があったと言わざるを得ないでしょう。創業者にはそのような人が向いているのかもしれません。

記事は以上です。

(記事情報元:Apple Insider

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