中国の電信手機網(电信手机网)にて、以前iPhone6用のLightningケーブルがリークしたが、今回は更に同サイトから詳細の比較写真の公開と実験結果及び特性が解説されている。
Apple(アップル)の次世代iPhone「iPhone6」に付属するとされるケーブルの特徴は、USB側が表でも裏でもどちらでも挿せるリバーシブル仕様となっているというものだ。
なお、このケーブルについて上記の電信手機網はiPhone6の組立を行っているFoxconn(フォックスコン、富士康)の工場から手に入れたものとしており、写真ではiPhone5用の同様のケーブルと比較をしている。
電信手機網はiPhone5から現行で最新のiOS8 beta5まで、このケーブルが全て問題なく作動したことを実験したという。
iPhone6用のケーブルとiPhone5用のケーブル、USBの差し込み口側の拡大図
今回は違いがはっきりよくわかる。iPhone6用は表裏どちらで差し込んでも問題なく動作したとのこと。
iPhone6用のケーブルとiPhone5用のケーブル、Lightning側の比較
これは正直違いが全くわからない。変わっていない、つまり従来機と互換性があるということだ。
iPhone6用のケーブルの長さは105cm
iPhone6用のケーブルは105cmほどだという。(なお、iPhone5s〜5までのケーブルも同様だ)
iPhone6用のケーブル、実験で正常に動作
iOS8 beta5でも充電や写真のコピー、アプリのインストールが全て正常に行えたという。
iPhone6用のケーブルがUSB両面差込が可能になった原理
電信手機網がAppleのサプライチェーンのケーブル関係のエンジニアから聞いた情報によると、iPhone6のLightningケーブルはICがUSBの両面デザインに対応しているという。AndroidのMicro USBケーブルにはICがないため、USB両面デザインには対応できないとのこと。また直感的な表裏どちらでも挿せるという利便性以外にも、USBの中間層の金属接触面積についてもMicro USBケーブルよりも有利になるという。
iPhone6用のケーブルは高速充電にも対応!?
また更にこのケーブルはiPad用の12W充電器や、まだAppleが未発表の20V高速充電特許を実現した充電器にも対応するとのこと。そんなわけで、もしかしたらiPhone6は後者の非常に早く充電できる技術を採用し、業界で初めて充電時間を圧倒的に短縮できるスマートフォンになるかもしれず、またこれが今後の業界スタンダードになる可能性がある。
もちろんこの情報の真偽はわからない。。来月にはそれが明らかになる。