2014年のFIFAワールドカップブラジル大会は、
ドイツのサポーターの歓喜の声と、
アルゼンチンサポーターの落胆と泣き声の中、その幕を閉じた。
そしてそのワールドカップはこれから4年間はドイツに留まることになる。
そのワールドカップと共に、
ドイツチームの選手達は更に特別な「プレゼント」をゲットした。
ワールドカップが終了した後、
既にApple(アップル)の子会社となっているBeatsが、
ドイツ代表チームの選手一人一人と監督に、
24金で作られた記念版ヘッドフォンをプレゼントしたというのだ。
Beatsがドイツ代表チームにヘッドフォンをプレゼントした意図は言うまでもないだろう。
ワールドカップの試合場では使用を禁止されていたBeatsが、
ドイツ代表の力を使って自らの製品を宣伝してもらおうという魂胆なのは見え見えだ。
更にBeatsはヘッドフォンを贈呈する前に、
世界的に有名なスーパーモデルNaomi Campbell(ナオミ・キャンベル)を起用し、
プレゼントされたGolden Beats ProsのイヤホンのCMを収録している。
情報によれば、普通版のGolden Beats Prosの販売価格は399.9米ドル(約40,000円)にもなるという。
ワールドカップ開幕前、Beatsはブラジル代表で最も人気が高いネイマールを同社の最新ヘッドフォンの広告のイメージキャラクターにしており、
またそこにはiPhone5sも登場するなどAppleの影響をほのめかしていた。
しかしSony(ソニー)が今回のワールドカップの公式スポンサーとなっていたことから、
FIFAは開幕時に全てのチームに対し、
選手達は場内での試合やメディアインタビューの際に、
ソニー以外の(Beats含む)ヘッドフォンを使用してはならないという通告を出していたのは以前の記事の通り。
BeatsはSonyに一矢報いた感じがある。
記事は以上。