最近多くの海外のiPhoneユーザーから、
Appleの新iOS、iOS7に新しいバグが発見されている。
そしてこのバグは2013/10/28現在最新のiOS7.0.3にも存在しているという。
そのバグの詳しい内容とは、
カレンダーアプリの日表示にした時の、
「現在の時間」線のところに表示されている時間が狂っており、
今の時間よりも1時間遅れて表示されるというのだ。
例えば現在が午前10時として、iOS7のカレンダーアプリ内の時間線で「現在の時間」を11時と表示されてしまい、
システムの通知センターなどでの通知も1時間の時差が出てしまうというのだ。
ユーザーからの情報によると、
カレンダーアプリの現在の時間線には差が生じるものの、
予定そのものの時間や、アラームなどには影響がないという。
しかし私のiPhone5でのiOS7.0.3では時間線に狂いはない。
どうやら、他国で採用されているサマータイムが、
このiOS7のバグに影響を与えているらしい。
実は2010年に類似の問題が発生したことがある。
その際にもiPhone/iOSユーザーがデバイスの時間を調整できず、
朝会社に遅刻するなどの各種の悲劇が発生していた
(どれだけユーザーがiPhone/iPad等に時間管理を依存しているかがわかる)。
今回のバグはカレンダーアプリの内部に留まるもので、
とりあえずそこまでの悲劇は発生していないようだが。。
現在iOS7は既にiOS7.0.3までアップデートされており、
10月22日(日本時間10月23日)の新型iPadの発表のためのスペシャルイベントの時に、
iOS7.0.3がリリースされ、多くのバグがフィックスされている。
例えば加速度センサーの狂いの問題や、
パスワードロックを回避できてしまう問題、
またVoiceOverの入力が敏感すぎる問題など。
恐らく日本のユーザーにはあまり関係のないことと思うが、
このサマータイムによる現在時間軸の狂いのバグについては、
Appleも近い内にiOSのアップデートによって修復するのではないかと思われる。
記事は以上。