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Saurikが脱獄テーマ変更ツール「WinterBoard」がiOS7をサポートしない可能性が高いことを示唆

全てのApple iOS脱獄をした人が必ず入れる(というより必ず入ってくる)、
脱獄の象徴とも言える脱獄インストーラー、Cydia。
そのCydiaの父である偉大なハッカーSaurik(Jay Freeman)が、
ネットでの質疑応答で、
脱獄ツールの中でも背景やアイコンなどの外観をテーマ変更する最もポピュラーなツール「WinterBoard」を、
iOS7がリリースされた後は更新しないことを示唆した。
その最大の理由はサードパーティーのサポートを得られていないからということだ。

iOSプラットフォーム上で最も人気で受け入れられているテーマ変更アプリの「WinterBoard」が、
更新をせずにiOS7をサポートしないということは、
多くの脱獄フリークにとって非常に残念なことだ。
というのも脱獄のメリットの1つとして、
通常の入獄状態ではAppleが許可しておらず絶対できない、
「iOS外観テーマ変更」ができることが挙げられるからだ
(脱獄のメリットについては当ブログのまとめ記事をご参照のこと)

Saurikとしては現段階ではサードパーティーのサポートがないために、
WinterBoardがiOS7をサポートする可能性は非常に小さいと述べている。
更に他の人の意見を集めるとはしているが、
元々Saurik自身がテーママニアではなく、
ただのテーマ変更アプリの開発者であるということを述べている。
現在一番必要なのは現状のWinterBoardのバグ報告(スクリーンショットや原因となるファイル名等)で、
それらはもしかしたらWinterBoardの更新に繋がるかもしれない、としている。

9月10日のリリース日を間近に控えた本日。
Appleは新製品発表イベントで新機種のiPhoneを発表した後、
実際に発売されるまでの間に、
新しいiOSのダウンロードを開始することがこれまでの慣例だった。

iOS7正式版がリリースされるとなると、
当然iOS7は脱獄できるのか?ということが非常に気になってくる。
以前の記事にも書いたとおり、
著名な華僑のハッカー@planetbeingは、
成都でのファンミーティングでiOS7の完全脱獄ツールは、
iOS7の正式リリースから2ヶ月以内にはリリースされると述べている。

WinterBoardがない脱獄。。
ちょっと寂しい気もするが、
私は恐らくサードパーティーによって、
例えばDreamBoardのように、
WinterBoardとは別のテーマ変更アプリが続々出てくるのではないかと見ている。

記事は以上。

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