中国(大陸)ではiPhoneの新機種の発売はアメリカ・日本・香港など主要な販売国に比べ、
2ヶ月ほど遅れるのが常識だった。
しかし9月5日の中国版twitterの微博(Microblog)上で、
中国三大キャリアの1つ中国電信(China Telecom)の北京カスタマーサポートの公式アカウントから、
中国はiPhone5SとiPhone5Cの最も早く販売される国家及び地区の1つとなる、
という書き込みがあり、中国中を震撼させている。
もちろん私が住んでいる辺りの世界最大の電子市場である深圳の華強北にもニュースが駆け巡っている。
更に、このMicroblogでは昨日からiPhone5SとiPhone5Cの予約を受け付けていると発表し、
その直後から中国電信(China Telecom)の北京カスタマーセンターの公式サイトに、
iPhone5SとiPhone5Cの予約画面が現れ、
更にiPhone5Sについての機能も紹介している。
・NFC指紋認証機能搭載
・A7チップ(インテルによるOEM)搭載
・Touch Onディスプレイ搭載
・大きなディスプレイ搭載
・iOS7搭載
・サファイヤガラスによるホームボタン、ゴールド色が追加
・LTE-Aサポート
・ワイヤレス充電対応
・更に大容量になったバッテリー搭載
・スローシャッター撮影に対応したカメラ搭載
・デュアルLEDによるフラッシュ搭載
何だか上記の画像の書き方が素人っぽいので完全にフライングだと思うが。。
Appleのパートナーキャリアとしての中国電信(China Telecom)の信頼度は高いが、
しかしこんなやり方をされると何だか逆にニュースで人気を煽っている感じがしてうさんくさい。
ただ、もちろんiPhoneの新機種が中国ですぐに販売されるというニュースはウソではないと思われる。
というのも、この中国電信(China Telecom)のつぶやき以外にも、
他にも証拠があるからだ。
上記の中国電信(China Telecom)のつぶやきの後、
携帯の小売りチェーンである迪信通の本部が、
各フランチャイズの店舗に対して、
iPhoneの新機種に関するメールによる通知が行われ、それがリークしたのだ。
その内容とは。。
・中国電信版iPhone5SとiPhone5Cは中国で世界で最も早く販売される。
・製品入荷時期は9月25日前後。
・iPhone5Cはホワイト、レッド、ブルー、グリーン、ピンクの5色。
・本部は既に予約を受け付けている。
但し上記の迪信通はあくまで小売商のため、
最も早くiPhoneを発売するわけではない。
中国電信(China Telecom)やApple公式のApple Storeの方が早く販売を始めるだろう。
ちなみに、上記の中国電信の北京カスタマーサービスセンターのMicroblogでの書き込みや、
オフィシャルサイトでの予約受付は2013/9/6 北京時間21:00現在では既に消去されている。
さすがにフライングしすぎて、Appleからきついお叱りがあったに違いない。
まあ、そんなことも勝手な判断でやっちゃうテキトーなところが、
この国の欠点でもあり可愛いところでも長所でもあり、
そこに住む日本人としては几帳面で実直で信用を守る日本人の強みが生きるわけだw
閑話休題。
深圳の世界最大の電子市場「華強北」では、
現在中国電信(China Telecom)と共にiPhoneのキャリアである「中国聯通(China Unicom)」も、
iPhoneを世界同時発売するという噂も流れている。
これまでのiPhone5SやiPhone5C、iPad5やiPad mini 2の膨大なリーク写真など、
流出が相次ぐ新機種のスペックや価格、発売日の情報。
もはやAppleが中国で秘密を守り通すのは不可能に近いようだ。
何にせよ、9月10日の発表が全てということになりそうだ。
記事は以上。