眉唾?中国のリーク常習犯から次世代【iPhone 8】のものとされる手書きのデザイン図がリーク

毎年新型iPhoneのリリースが近づくと増えてくるリーク情報。そのリーク情報の常連で、これまでもかなり正確なリークを出してきた中国のWeibo（中国版Twitter、微博）ユーザの@KK低调が、今年秋に発売されるとみられる、次世代iPhone【iPhone 8】のものとされる手書きの3枚のデザイン図を、Webメディアを通じて公開した。

次世代iPhoneにはiPhone 7s/7s Plusもあるといわれているが、これらは従来のデザインを踏襲しているといわれているので特筆することはないが、やはり気になるのはiPhone10周年アニバーサリーモデルとされる【iPhone 8（iPhone X、iPhone Editionとも）】だろう。

KK低调によれば、このiPhone 8は現在も名称は確定しておらず、Appleの実験室にはプロトタイプが何種類もあって、全面が完全にベゼルレスのもあれば、本体に一切物理ボタンがついていないものなどもあったという。しかし現在はかなり固まっており、それが以下の3枚の手書きデザイン図のような形になるのだという。

まずこの手書きデザイン図では、赤い点の部分は隠されていて見えない部分とされ、スピーカーの左側は近接センサーで、驚くことに右側は「デュアルFaceTimeカメラ」とされている。しかも、表からは見えないようになっているのだ。サイレントモードスイッチ、ボリュームボタン、SIMカードトレイスロットは存在しており、位置は変わっていない。ただ、スリープボタンは以前よりも長くなっているという。ディスプレイの大きさについては明らかではないが、当然ながら高解像度になっているのは間違いない。正面には電話用のスピーカー以外には一切穴が空いておらず、Homeボタンもタッチ式になっているという。これはこれまでの情報と同じだ。

そして気になる背面。背面のカメラは何と縦型になり、フラッシュはその真ん中に配置されるという。またその脇にはノイズリダクションのための穴が開いているという。このカメラのデザインについては初めてリークされたといっていいだろう。

矢印が指している位置はホームボタンで、これはディスプレイと一体になるということのようだ。また、1枚目と3枚目からわかるように、アンテナは上下の縁側にも増えることになりそうだ。

さて、上記の情報をまとめた図面はこうなる（ただし、アンテナについては再現されていない）。

 

背面カメラはiPhone 7シリーズと同様出っ張るようで、底面はiPhone 7シリーズとほぼ変化なし、そしてLightningコネクタはそのまま残されるようだ（USB-Cに見えなくもないが）。

【iPhone 8】のカメラの画素数などには大幅なグレードアップはなさそうだが、それよりも「写真の撮り方」のバージョンが増えそうだ。3D撮影や、ARテクノロジーを駆使した撮影などはAppleも重視しているところだろう。

今年の【iPhone 8】は恐らくかなり売れるとみられており、組立工場のフォックスコン（Foxconn、富士康）では既に製造ラインを増やして対応しているという。

記事は以上。

（記事情報元：咆哮科技）