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最後は4時間半で取り下げ、AppleのApp Storeに13回も拒絶されたアプリ「Metadata+」とは

The InterceptでのJosh Begley氏の投稿によれば、過去5年間で、彼は彼自身が自作した「Metadata+」がApp Storeで公開されることを望んでいた。Begley氏は何度もAppleに登録申請を送ったが、一度も本当の意味で成功していない。このアプリはゲームのチートアプリでもなければ、不適切なコンテンツを含むわけでもない。単なる非常に簡単な通知ツールなのだ。

しかしその通知する内容が少々センシティブなのかもしれない。。その内容とは、”米軍のドローンや無人機の攻撃目標の近くにある端末にアラームを鳴らす”というものなのだ。

QUETTA, PAKISTAN – MAY 22 : Wreckage of a destroyed vehicle in which Mullah Mohammad Akhtar Mansour was allegedly traveling in Noshki, Balochistan province is seen after it was hit by US drone on May 22, 2016. According to reports a US drone attacked a vehicle said to be carrying Mullah Mansoor and his driver in Noshki, Balochistan province, Pakistan. (Photo by Barkat Tareen /Anadolu Agency/Getty Images)

Metadata+は無料のアプリで、主な機能はドローンや無人機の空襲に関するニュースや情報を集め、地図上にその地点を標記し、その詳細な情報をユーザに送るという。その目標や被害人数なども含めてだ。このアプリはこれまで12回App Storeへのアップロードを拒否され、そして先週火曜日、Appleはほんの短い間このアプリのアップロードを受け付けたが、4時間半後には取り下げられてしまったという(13回目)。

Begley氏によれば、Metadata+は実は、2014年にApp Storeに受け容れられており、1年間ダウンロードが可能な状態だったといい、ダウンロード回数は50,000回にもなっていたらしい。しかしAppleからは「過度に不快または荒削りなコンテンツ」とされ、アプリを取り下げられてしまったという。その後2年以上が経った先週、ようやく待ちに待ったMetadata+のApp Storeへのアップロードが実現されたが、4時間半でまたAppleに取り下げられてしまった、というわけだ。

さすがに、ドローンの攻撃対象がわかってしまうと米軍にとって都合が悪いため、このアプリは恐らくAppleの軍への「忖度(今流行の、、そんたく)」という大人の事情によってApp Storeにはアップロードを常に拒絶されているのだろう。ただ、Begley氏は無辜な市民の命や財産がドローンや無人機によって無残に破壊され失われることに対して、静かなる抵抗をしているのだろう。

記事は以上。

(記事情報元:The Intercept

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