9to5Macは、オランダのTechTasticの情報として、Appleの次世代iPhone【iPhone 7(仮称)】の実機とされる写真を紹介している。
かなり暗くなっているためよく見ても下部の右側にはスピーカーグリル(穴)がはっきり見えず、噂通り3.5mmイヤホンジャックがなくなっているかどうかは確認不可能。左側にはっきりとスピーカーグリルが見えることから、右側にもはっきり見えてもおかしくないのだが。。
アンテナラインがDラインではなくなり、縁に沿っていること、また左上のiSightカメラが大きくなり左上に隅に寄っていることもこれまでの噂通りだ。
ただ、公開された写真は背面1枚のみで、下の方を見ると中国版のみに見られる中国語での刻印が見られることから、中国からのリーク写真ではないかと思われるが、基本的にテストの段階で中国版の刻印がされることはこれまで殆どなかったため、もしかしたら中国の深圳あたりの業者が、iPhone 6(sがないため6sではない)の中国版を参考に作ったモックかもしれない。イヤホンジャックのあたりがはっきりしないのも、中国で何となく適当に作られたモックのような雰囲気を醸し出している。
ただ、本当に次世代iPhoneがこのような外見になるのであれば、ほぼ外観はiPhone 6s/6シリーズと変わらないということになる。それもまた、噂通りなのだが。
なお、情報元のオランダのTechTasticのページでは、中国のメディアが出した比較画像を引用してiPhone 6s/6シリーズとiPhone 7の噂の画像の外観サイズなどの比較をしている。興味がある方はどうぞ。
(2016/7/6追記)
その後、威锋网の記事の指摘によると、この画像に対する中国のネットユーザの鑑定で、この画像は単にPhotoshopなどでiPhone 6sの写真を加工したものであることが判明している。アンテナラインやSの字体が雑に消されたものであるとのこと。
しかも、中国のネットユーザが5月19日に既に公開していた画像で、「自分で写真を加工した。7はたぶんこんな感じになる」と明記している。
というわけでフェイク確定。9to5Macもあまり頼りにならないということだ。。
記事は以上。
(記事情報元:9to5Mac、TechTastic)