Appleのジョニー・アイブCDOがオックスフォード大学の名誉博士号を取得

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Encaenia_Jony-Ive
左から2番目がAppleのジョニー・アイブCDO。その右が日本人建築家の妹島和世教授。

昨日、AppleのCDO(Chief Design Officer)のジョニー・アイブ(Jony Ive)がオックスフォード大学の名誉博士学位を取得した9人の傑出した人物の1人となった

名誉博士号授与式はEncaeniaにて行われた。この授与式はオックスフォードが毎年行っている儀式のうちの1つで、アイブは”理学博士”として名誉学位を取得したこととなった。

oxford_Jony-Ive

オックスフォード大学の公式ページでは、ジョニー・アイブことサー・ジョナサン・アイブ(Sir Jonathan Ive)について以下のように紹介している。

サー・ジョナサン・アイブ(Sir Jonathan Ive)はAppleのChief Design Officerで、iMac、PowerBook、iBook、iPod、iPhone、iPad、Apple WatchとMacBookのデザイナーでもある。彼が手がけた6つの製品は永久にニューヨークの現代芸術博物館(MoMA)に陳列されている。2012年、彼はサンフランシスコのMoMAの終身栄誉賞を授与され、2013年にはゴールド・ブルー・ピーター・バッジを受章している。

彼の他の栄誉は、就任賞(1999年)、ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツによるベンジャミン・フランクリン賞(2004年)、ロンドンデザイン博物館の初年度のデザイナー賞(2003年)、デザイン&アートディレクション(D&AD)プレジデント賞とロイヤルアカデミー・エンジニアリングプレジデント賞(2005年)、クーパー・ヒューイット・ナショナルデザイン博物館のプロダクトデザイン賞(2007年)、そして2012年にはD&ADはサー・ジョナサンがAppleのチームのために過去50年間で最も優れたデザインスタジオを授与している。また彼はロイヤルアカデミー・オブ・エンジニアリングの名誉会員でもある。

引用元:オックスフォード大学公式サイト

アイブ氏は過去に大英帝国勲章の「Knight Commander of the Order of the British Empire」(KBE、英国ナイトコマンダー、司令官騎士)の称号を授与されているため、Sirという称号を付けて呼ばれている。

上記のような無数の栄誉だけではなく、ジョニー・アイブは様々なイベントの演説にも登壇している。2016年のMet Galaなどもそうだ。

 

ちなみに今年のオックスフォード大学名誉博士学位には日本人の建築家、妹島和世教授も選出され授与されている。オックスフォード大学の公式サイトで公開されているYoutubeの動画では、妹島和世教授が受賞の感想を英語で語っているので気になる方はどうぞ。

画蛇添足 One more thing…

サー・ジョナサン・アイブ氏はどんどん栄誉が増えていき、栄養も増えているようでどんどん身体もビッグになってきた感じがする。Appleの金満体質を体現しているような御方で少々微笑ましい。しかしほとんどもうAppleのデザインの実務などやっていないんじゃないかと思うほど、外での活動がお忙しいようで。。

記事は以上。

(記事情報元:9to5Macオックスフォード大学

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