iPhone 6 Plusの米国と中国大陸地区での使用率が増加、iPhone6との比率

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Chinese_man_iPhone6_Plus

Apple Insiderの情報によると、AppLovinが収集したデータから、Appleの世界最大の2つの市場、米国と中国で、iPhone6と比べて更に高いiPhone6 Plusの価格は、その販売台数には影響をしていないようで、消費者はiPhone6 Plusの方を好んでいて、供給が安定するにつれ、使用率も増加していることがわかった。
これは、Appleの今季の営業収入と利潤も増加することを意味している。

Applovin_Usage_USChina_Chart

AppLovinのデータによれば、去年10月まではiPhone6 Plusの使用率は米国では20%、中国では35%だったのに対し、1月の最初の週ではそれぞれ5%ずつ増加している。これは販売台数の増加を示しているだけではなく、ユーザがより多くの時間をiPhone 6 Plusに使っていることをも表している。

他にも、モルガン・スタンレーによるアンケートによっても、米国では26%、中国では51%の人がiPhone 6 Plusを購入することを検討しているといい、全体のうち半分以上が64GBまたは128GBモデルの購入を考えているという。そうなると、更にAppleに多くの利潤をもたらすことになる。

画蛇添足

もちろん、単に製品の供給が追いついてきただけ、ととる見方もできなくはない。私個人としては、そう見ている。去年の10月くらいの時点ではiPhone6 Plusの供給量はあまりにも少なかった。

そしてもう1つ注目すべきは、去年10月は中国ではまだ正式にiPhone6/6 Plusが販売されていなかったことだ。つまり、AppLovinが集めた中国のデータは、基本的に全てが”水貨(密輸品)”、または海外で購入して個人で持ち込んだ端末によるものだったということになる。全体数は書いていないが、相当数が非正規ルートで中国大陸に持ち込まれたのは間違いないだろう。

なお、最近香港や中国大陸(大都市)では地下鉄などでますますiPhone 6 Plusを持っている人を多く見かけるような気がする。香港などは昨年までは猫も杓子もSAMSUNGだらけだったのに、ここにきてAppleが巻き返しに成功したようにも見える(逆にSAMSUNGが凋落したともいえる)。

Chinese_iPhone6_Plus

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