iOS7.1のアプリクラッシュ率はたったの1.6%、安定性が更に向上

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iOS7.1はiOS7.0.6等過去バージョンに比べ安定性がより向上

Apple(アップル)よりiOS7.1がリリースされて1週間経った。
海外メディアの「TechRadar」の記事によると、
最新のiOS7.1のシステムでシステムやアプリのクラッシュで、
白い背景に黒いAppleロゴマークが出る現象の確率が低くなっており、
これはiOS7のアプリとシステムの安定性がますます強化されているという。

一刻の操作を争う投資取引やゲームなどのアプリケーションを動かしているときにクラッシュを起こすと、
無料ゲームならApp Storeでの該当アプリへのクレームコメントくらいで済むかもしれないが、
課金ゲームアプリや投資取引などでは直接金銭的な損失に繋がることもあるため、
AppleとしてもiOSの安定性には何よりも重きをおいて開発をしているのだろう。

iOS7.1のアプリクラッシュ率はたったの1.6%!

パフォーマンス監視コントロール会社「Crittercism」のデータによると、
iOS7.1下で実行されているアプリのクラッシュ率は1.6%という非常に低い数値に留まっており、
iOS7.0.x下で見られていたクラッシュ率2.1%に比べて更に低下している。
もっとも体感してわかるほどの差ではないが、
iOS7.1がアップデートによって確実にクラッシュ率を下げていることは注目に値する。
Crittercismの研究によると、
iOS6.1.xやiOS6.0.xの頃のアプリのクラッシュ率は更に高かったようだ。
(ただ、iOS6の時代はiOS7のように白背景に黒いAppleロゴや、
逆に黒背景に白いAppleロゴのような問題は基本的に発生しなかった。)

TechRaderは更に、iOS7.1は安定性以外にもSiriとTouch IDとの整合性を高めるなど、
多くのAppleネイティブアプリの改善も行っていることを指摘している。

このようにiOSは無料アップデートによって安定性や利便性が高まる上に、
OTAアップデートによって端末から気軽にアップデートできるため、
Appleユーザはデバイスのアップデート率が高いことが知られている。

脱獄者はその限りではない

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当然ながら、脱獄している人は上記の限りではない
(ちなみに完全脱獄は現状iOS7.0.6までしかできない)。
というのも、脱獄ツールそのものや、脱獄アプリは当然ながらAppleによる検証を経ていないため、
開発者によるiOSシステムとの整合性や他のアプリとの相性などは十二分に考慮されているとは言えない。
そのため、脱獄しているだけで通常の入獄アプリのクラッシュに繋がったり、
脱獄アプリのクラッシュが見られることは、
入獄状態よりも遥かに多くなるのは間違いない。
脱獄する人は入獄状態の安定性及びセキュリティを犠牲にして、
脱獄アプリやtweakによる別の利便性を手に入れるという選択をすることになる。

記事は以上。

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