世界で初めてiPhoneを並んで手に入れた人はこの人!実は1番が大好きな楽しいオッサン

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世界で初めて、並んで1台目のiPhoneを手に入れた人ってどんな人かご存じだろうか?そしてもしその人が、Appleファンでも何でもなかったら、わお、なんてこった!と思うだろう。

しかしそんな悪夢が現実のものとなってしまった。この既に退職している元高速道路修理工のお世辞にもかっこいいとはいえないオッサンが、変わった方法で自ら歴史を作りだしてしまったのだ。

その人の名は、グレッグ・パッカー(Greg Packer)。当然、パッカー氏はもう1つの特別な”肩書き”を持っている。それは、メディアにいわせれば”行列のプロ”だ。

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しかし、パッカー氏は最近記者のインタビューを受けた時、”プロ”という言葉に反駁した。パッカー氏は、福祉が好きで、例えば無料のiPhoneを手に入れること、などだが、大部分の費用はスポンサー或いはサイトがくれると語っている。その条件は、彼がスポンサーの名前が入った服を着てインタビューされたり、ニュースのヘッドラインに掲載されるというものだ。

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「僕はファッションに敏感でね、初期のApple Storeで外で並ばせていた時には毎回iPhoneがリリースされた時には必ず行列してたよ。でも去年のiPhone 6sだけは例外だったね。なぜならあのときちょうどローマ法王がアメリカに来てて、僕は法王に会いたかったんだ」。とパッカー氏はユーモアたっぷりに話す。

グレッグ・パッカー氏の輝かしい歴史を振り返ると、パッカー氏は行列の分野ではすさまじい”業績”を残している。例えば、彼は1997年にイギリスのダイアナ妃の葬儀で記帳に最初にサインした人でもあり、また2001年にブッシュ大統領が就任した時に会見した1人目でもあり、また911のテロで崩れ去ったニューヨークのWTCの跡地を見学した1人目でもあったのだ。

そしてパッカー氏はこれまで多くの著名人に会っている。例えばマライア・キャリーやリンゴ・スターなどだ。そうそう、そして上記の通りローマ法王とも会っている。その上、もし最初にテレビの記者に気づかれなかったら、なんとか記者の気を惹こうと、天賦の才能を発揮するという。

「僕は生活の中の全てをこの目で見たいのさ。そして歴史もこの目で見たい。ライブコンサートでもいい、何かの試合でもいい、または何か新しいものでも。」

グレッグ・パッカー氏は既に印刷物でその名前が100回以上引用されたが、その全てが好評価というわけではない。そのうちの一部は非常にダークなものだ。しかしパッカー氏はそれを気にも留めていないという。

ちなみに彼はiPadについても初めて並んで買った人になろうとしたが、最終的にそれは失敗に終わったようだ。というのも、当時Appleは新製品のリリース日について伏せていたため、パッカー氏は日程を確定できず、結局”1人目”を他人に譲ってしまう結果になってしまったという。

さて、ここまで読めばグレッグ・パッカー氏が初めてのiPhoneを手に入れた人だとしてもそれほど悪夢ではないと思えるようになってきただろうか。パッカー氏はなんだかんだいってもなかなか面白い人物で、豊富な経験もあり、また多くの人が彼のことを嫌っていないのだ。中国人転売ヤーに買われるよりは、よっぽどマシなんじゃないだろうか。

ちなみにパッカー氏はアメリカでは有名で、英語版Wikipediaにページがあるほどだ。

記事は以上。

(記事情報元:Cult of Mac

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