デベロッパに朗報!App Storeのアプリ審査時間が24時間以内に短縮

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iOSやOS Xのアプリケーション開発者(デベロッパ)にとって、AppleのApp Storeのアプリを提出後の審査時間が非常に長いことがリリースのためにネックとなっていた。昨年まで、App Storeの審査チームによる人工的な審査が行われており、その期間は4日もかかっていた。しかし、先日からその審査時間は24時間以内に短縮されているという。

4日という長い審査時間はデベロッパを萎えさせるのに十分だった。特にAppleは何らかの原因でデベロッパが提出したアプリの掲載申請を却下することがあり、そしてそれに対しては何らかの対策をして再提出しなければならないが、そうなるとデベロッパはアプリを開発してからリリースするまでに1週間以上も待たなくてはいけないことになるからだ。

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これについては既に多くのデベロッパやアプリを開発している企業からクレームが上がっており、そのクレームが実ったのか、Appleはとうとう審査チームの仕事の効率をアップするために投資をし増強を行ったようだ。今月5月頭から、iOSとOS Xのアプリのデベロッパは、アプリの審査時間が24時間以内になっていることに気がついたという。

しかもこれは偶然ではなく、世界各地のデベロッパから確かに審査時間が24時間以内に短縮されたことが報告されていることから、確実にAppleが審査速度をアップしたことが判明したのだ。

AppleはiPhoneを初めとした主力製品のハードウェアの売上げが落ち込み始めているので、今度はソフトウェアやクラウドサービスの充実やUXの改善に主力を注いでいるのかもしれない。今回の審査時間短縮もその一環ではないかと思われる。金満なのでこれまでそのくらいは問題なくできたのではないかと思うが、これまではハードウェアが売れていたので、デベロッパのUXについては胡座をかいていたのかもしれない。

ただし、今回審査時間が短縮されたが、今後もこの状態が続くことが保証されるわけではない。審査時間が短縮されることで、新しいアプリの申請やアップデート申請が増えるものとみられ、それがAppleの用意したリソースを超えるようだと、また審査期間の延長があることは避けられない。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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